令和5年度熊本支部総会のご報告
令和5年10月22日、久留米大学附設高等学校同窓会熊本支部総会、新入生歓迎会および懇親会を、ホテル日航熊本にて開催いたしました。
今回は14回生から71回生まで、38名(社会人29名、学生9名)に御参加頂きました。支部長の17回生 砥上幸一郎さんの御挨拶で開会致しました。
講演会は23回生で熊本県立大学学長、堤裕昭さんによる「熊本の干潟からアサリが消えた! もう一度取り戻すためには?」でした。有明海からアサリが激減した原因について仮説を立てて一つずつ検証していくという手法は極めて明快で、お話に引き込まれました。素人的には環境破壊か地球温暖化が原因? ぐらいに思っていたのですが、すでに原因と対策はほぼ確立していて、ネックは主にコスト面であるとの事。非常に勉強になりました。堤さんは、かつて熊本駅の名物駅弁であった、音羽家のあさりめし復活を目指していらっしゃいます。皆さんで応援しましょう。
続く懇親会は、久々に対面での開催となり、以前にも増して盛り上がったと思います。
22回生 片渕秀隆さんの開会挨拶の後、同窓会会長の23回生 吉田清隆さんからは、附設高校75周年の記念行事や設備更新にむけて、寄付への熱いラブコールがありました。
今回、在学中大変お世話になった恩師、合原俊光先生が奥様とともに御参加下さりました。先生の御挨拶では附設同窓生の活躍のみならず、TSMC進出に伴う今後の熊本の発展にまで言及されました。ピュアで熱血漢で愛情たっぷりの合原節は健在でした。
25回生 豊福士文さんによる乾杯の音頭の後は、美味しい料理とお酒を楽しみながら、新入生から大先輩まで大いに語り合いました。
当支部会は社会人とともに多くの学生が参加してくれるのが特徴の和気あいあいとした会であり、また熊本支部以外でも希望者はどなたでも自由に参加して頂けます。久々、また初めて御参加の方々も毎回いらっしゃいます。阿蘇や熊本城の観光も兼ねて、同窓会にも足をお運びになってはいかがでしょうか。
なお、熊本支部では先輩後輩にかかわらず、さん付けで呼び合う慣わしです。御理解のほど、お願い申し上げます。