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H26 新年会長挨拶

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平成26年1月1日

新年のご挨拶

同窓会会長 長谷川房生

新年明けましておめでとうございます。
皆様には、常日ごろ同窓会活動にご協力を頂き、まことにありがとうございます。
昨年も各地の同窓会支部やOB 会では、卒業生の増加と共に、益々賑やかに発展的に総会・懇親会が催され、喜ばしい限りであります。
同窓会の各役員は昨年も、新校舎竣工に伴い様々な活動を行ってまいりました。例えば全学年を対象とした「思考廻廊」や、三会場で開催された「竣工記念講演会」などですが、とりわけ特筆すべきは、東京支部での就職希望大学生向けの「就職支援セミナー」や、「大学新入生歓迎会」、さらにはまだまだ誕生したばかりの「回生代表世話人会」などが支部役員諸兄によって、活発に行われていることです。また、附設中高生徒のための福岡支部・東京支部共同開催による「進路講座」も学校との協力関係も強化され、たいへん好評でした。講義を行って下さったOB 諸兄にも深くお礼を申し上げます。
本年度の大事業は、5年に一度の「名簿の発行」であります。前回から名簿の電子化に取り組み、今回もその方針に基づきさらに充実させたいと願って進めております。しかしながら、お願いしました電子名簿の返信ご通知が意外に少なく、やや遅れ気味になっています。また名簿の形態については、卒業年次の早い還暦を過ぎられたような方々からは、印刷媒体での「名簿発行」を希望する声も多数頂いておりますので、その点も考慮していく必要も、感じております。しかし、印刷による発行は費用もかかりますので、年度予算の追加が必要になってくると考えております。
また、附設高校には正式な経年の記録が明確になっておらず、正式に整理されておりませんが、特に同窓会には記録が正式に残されておりません。本年度のことではありませんが、そろそろ、同窓会史なども作っておかねば過去の記録が消え去ってしまう懸念があります。こちらも費用の準備と会員の多大なご支援とが必要です。
また、かねてから「日本一の同窓会」を目指して、一大「附設ファミリー」を構築し、会員一同が互いに助け合い、会員ならびにご家族や有縁の方々に対して、豊かな人生の形成に役立つべく、同窓会ホームページの充実化も図っていきたいと考えてまいりましたが、予算措置ができず遅れております。会員相互間での、病気の予防や治療の相談、就職・求人斡旋、子供や本人の結婚相談、さらには、同窓会員には弁護士、会計士、弁理士、経営コンサルタント、建築設計士、建築業、広告販促業ほか学問分野や公官庁勤務者など多彩な職業に就く仲間を多数擁していますから、それらの方々と必要な用向きがあるときに連
絡が取れるような仕組みを構築するとともに、さらに、同窓生(とりわけ会社・法人などの勤務者)の社会的パフォーマンスを互いに高めあうために様々な分野で「学習研究会」なども開催していきたいと願っておりましたが、小生の能力的、時間的な余裕のなさで成し遂げることができませんでした。甚だ残念でもあり、また申し訳なく思っております。
日常のホームページの管理費の多寡が(セキュリティー対策は問わずに)問題となっているような状況を打開し、同窓生のお役に立つために、積極的な予算措置を行い、皆様の協力も仰いでいかねばならないと強く感じております。必要かつ重要なものには、前向きに資金を投入して、しっかりと会員の利便に供すべきと考えますが、次回の理事・評議委員会に向けて、どこまで深く検討できるかが課題であります。
なお、本年度は同窓会長の改選期に当たっております。同窓会人事に先立って、附設高校の吉川校長も2期6年の任期が終了いたします。そのため久留米大学学校法人の方で、人事が検討されましたが、様々な状況を踏まえ、吉川校長の再任が久留米大学理事会で決定されております。同窓会の会長の選任は、選考委員会で候補案が策定され、理事評議会で候補者としての選任がなされた後、総会で審議決定されます。小生も2期4年の任期が到来しましたので、選考委員会にはしかるべき人選をお願いしたいと存じます。同窓会役員は専任ではなく、私的な奉仕として行われておりますので、私物化を防ぎ新陳代謝を図るべく、規約に基づき交代していくべきものと存じます。
かねての東京オリンピックの時は、まだまだ若い日本でした。それから50年、成熟化し、様々な問題が高度化・複雑化する一方、「世界最高の文化や技術」を誇る日本となりました。本年も附設高校同窓会員一同、校歌に謳うがごとく、明るい未来の形成に向かって、健康に留意しつつ頑張って参りましょう。

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